5Gがあるとどう変わるの?
こんな疑問について、通信機器の設計開発をしているkamoku(@kamoku_blog) がゆる~く解説します。
いよいよ5Gが日本でも始まる!というところまで来ましたが、実際『5G』の特徴を理解している方は多くありません。
仕事柄、毎年のように無線通信関連の展示会に足を運んでいますが、ここ最近はめっきり5G絡みのお話ばかり。最注目の技術なわけですね!
そこで実際に収集した情報をもとに、以下の2つについて紹介していきます。
- 5Gの特徴
- 5Gの活用事例
具体的にどういう風に活用されるのかが分かれば5Gの特徴も理解しやすいと思うので、活用事例を多めに紹介していきます。
5Gの特徴は3つ!
ずばり5Gの特徴は3つあります。
- 高速・大容量
- 低遅延
- 多接続
これは聞いたことあるかもしれないですね!
この3つの特徴がどのように活用されていくのか具体的に紹介していきます。
5Gの活用事例1:高速・大容量
高速通信は一番イメージしやすいと思います。(というか説明不要かもしれませんね・・・。)
高速になったら嬉しいこと、いっぱいありますよね。
この辺はみんな想像できることですね。
5Gは4Gの約10倍の通信スピードになると言われています。
詳しい計算は以下の記事で紹介していますので興味のある方はどうぞ。
高速は分かるけど「大容量」ってなによ?
イメージは『高速道路の車線の数が増える』という感じでしょうか。
いくらスピードが速くても道路が狭ければ行き来できる車は多くないです。その結果「限られた車しか高速道路を走れない!」となってしまいます。
近年スマート〇〇という言葉をよく聞きますよね。スマート家電、スマート洗濯機、スマート南京錠なんてのもあります。
>> スマート洗濯機は何ができる?メーカー4社の特徴を解説【生活変わります】
いろんなモノがインターネットに繋がるよう時代になってきました。IoT(Internet of Things)ですね。
となると当然インターネットのトラフィック(交通量)が増えてきて混雑してきます。
つまり高速化には大容量(大きな道路)が必要になってきます。
「動画がサクサク!」の裏には大容量化も一役買っている訳ですね~。
5Gの活用事例2:低遅延
個人的にここが活用の幅が広がる一番の要素だと思っています。だって『低遅延』≒『リアルタイム』と言えるじゃないですか。
リアルタイム性が高まると便利になることはたくさんあります。
友達とオンライン対戦ゲームやっていて
いや~ラグにやられたわ~、ラグなかったら勝ってたわ~
っていう言い訳ができなくなりますね(笑)
5Gの活用事例3:多接続
先ほどちらっとで出てきた『IoT』の鍵となってくるのがこの「多接続」ですね。
従来のネットワークって、「人」と「人 or モノ」が繋がっていたのですが、IoTのように「モノ」と「モノ」が繋がる事例が増えてきました。
その結果、人が付きっきりでやらなくても色々なことができるようになってきたのです!
まとめ:5Gでより可能性が広がる
一個人の生活が便利になるというのはもちろんのこと、仕事・医療・エンターテインメントと様々な業界業種で画期的な『何か』が生まれそうな可能性しか感じない5G。
どうなっていくのか楽しみですが、しっかり5Gの波に乗れるよう勉強していかなくては!
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